2010年 02月 10日
ガラスの季節。。。 |
昨日は桜の頃の陽気だったのに、今日は「雪が降るかもしれない」予報。今年初めて、持っている中でいちばん太い糸のセーターを着込んできました。
外は見るからに寒いグレーの景色。なのに、今日はいらしたお客さまのほとんどがガラスを買われて行かれました。今年の冬は、なんだかガラスがよく動きます。
「ガラスは夏のもの」というイメージはだいぶ薄れて来たのかな?だとしたらとても嬉しい。ガラスの作り手は「季節労働者」。冬になると、みんなボクのこと忘れたかな?と思う。と、前に言っていたのは秋田の伊藤さん。お店もスペースの都合もあって、ついつい冬場はガラスをしまい込みがちだけど、今日、買っていただいたのは、久しぶりに出したばかりの一輪挿し。
冬のやわらかな陽の射す窓辺にガラスの一輪挿し。きれいだな。
灯りを映すガラスは、食卓を温かく華やかにしてくれる。だから、冬にガラスっていいですよとお勧めしておきながら、自分で棚深く閉じ込めていること、反省です。
こんな風に、漆もまた季節を問わず使ってもらえるようになるといいな。
漆はお正月、ガラスは夏というのではなく、いろいろな素材を上手に組み合わせて、四季折々の季節感を出して行けたら、食卓はもっとたのしくなるはず。
(じつは,お嫁に行った一輪挿しはネットのための写真撮りをしたばかり。アップする前に見初められてよかったね。)
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by utsuwa-party
| 2010-02-10 18:28