常設力。 |
お正月の店開きに買った「ネコヤナギ」。酒器展の初日には取り替えようと思っていたけれど、まだまだきれいだったのでそのままにしておいたら、堅く締まっていた毛が次第に膨らんでこんな風になりました。赤い芽の愛らしさ,神々しいまでに艶やかな白い毛に惹かれるネコヤナギ。だけど、これって花だったのね〜〜と、いまごろ気づく。これまた愛らしいから、もうちょっと見ていよう。
酒器展のあと2日休んで、そのあと2日たっぷり片付けにかかり,荷物を出すのと入れ替わりに昨日は安達さんのお花教室だったから、実質、今日が本来の姿での常設スタートになりました。
ちっとも片付いていなかった日にいらしてくださったお客さま、ごめんなさい。心よりお詫び申し上げます!!
ようやく身の回りを少しこざっぱりと整理したのに,今日は「贈りもの」のお客さまが続き,ふたたび身辺とっ散らかり状態に。いつまでたっても要領を得ない「プレゼント仕様」です。
それにしても、常設にお客さまがいらしてくださるのは、つくづくスゴいこと,ありがたいことと思います。
企画展や個展の場合は、テーマに興味を持ってくださったり、作家さんが好きだったり,それが会期中に足を運ばなければ見られない…というモチベーションがあるけれど、常設ならお店はいつもそこにあるし(とは限らないかもしれないけれど)、定番なら急がなくていいし、例えばお誕生日プレゼントなどという期日限定の要素があっても、よそでも素敵なものはいろいろ選べるし…。その中でその日そのときに「よし,PARTYに行こう!」と、わざわざ時間を割いて乗り物に乗って回り道して来てくださるということは、やはりいつになっても驚くべき嬉しいことなのです。
今年は、ここ数年より常設の時間が多くなる予定。心して大切にていねいに、常設の魅力「常設力」をつけて、お待ちしていたいと思います。
<お詫びと訂正>
22日のブログで小林さんの盃を挽いているのは高田晴之さんと書きましたが、金沢の水口伸輔さんの間違いでした。謹んでお詫びと訂正をさせていただきます。
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