鈴木健司さんの漆器。 |
メリークリスマス!皆さん、イブの夜、いかがお過ごしですか?
わたしは、家で母とささやかな「クリスマス風」ごはん。それから、またこうしてPCに向かってます。
と言うのは,数日前,待ちに待った浄法寺の鈴木健司さんのお椀が届き、1日も早く紹介したかったから。この秋,初めて浄法寺の「滴生舎」を訪ねたとき、その色味の美しさに釘付けになった鈴木さんのお椀。けれど、お願いしたのがちょうど銀座松屋での催しで、お椀が出払ってしまったところ。それから「一生懸命」作っていただいて、ようやく手元に届きました。
もともとは会津漆器の製造元に生まれ、自らも塗り手となった鈴木さん。けれど、国産漆に魅せられて、漆掻きを谷口吏さんに学び、日本一の産地、浄法寺に移住してしまったのです。
それから厳しい漆掻きの仕事と塗りの仕事を両立させ、独自の美しいうつわを作り出しています。
朱は深く美しい「ワインレッド」。黒は奥行きのある、まさに「漆黒」。掻き子碗は、てらいのないおおらかなかたち。入れ子椀は繊細で流麗なフォルム。鈴木さんを虜にした漆の風合いは,滑らかでありつつ手に温かな感触です。
その魅力は画像ではお伝えしきれませんが、ひとまずアップしましたので漆のページから
ごらんくださいね。
鈴木健司さんのことは,いま発売中のthe寂聴という雑誌で詳しくご覧いただけます。
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