2009年 10月 29日
作品に会いに、作り手に会いに。。 |
川口さんの個展は、明日最終日。中3日を置いて始まる「こどものうつわ展」の作品がぼちぼち届き始めました。
その間隙を縫って、明日の深夜バスに乗って大阪に行って来ます。今年から始まる堺の「灯しびとの集い 」を見るためです。本当は、関西まで出かけるなら一泊して、京都の清水なお子さんや藤塚光男さんにも会いに行きたいところでしたが、翌日曜日はもうこどものうつわの搬入日。朝、いちばんの新幹線で出かけて日帰りとも思ったけれど、6時台の新幹線に乗る早起きも辛い。それならバスが気楽で安い。というわけです。
まだ終わった訳ではないけれど、今年は、例年にも増してたくさん動いた年でした。
都内や近郊での個展や企画展。初夏には、松本クラフトフェアに、倉敷のフィールドオブクラフト。9月からは、岩手、益子、木曽、藤野、そして大阪。
たくさんの作品を見たいということはもちろん、作り手ともできるだけ会って、短い時間でも顔を見て話がしたいと思うのです。各地で開かれるクラフトフェアは、一時に何人もの作家さんと言葉を交わせるチャンス。フェアというはなやいだ空気の中での、みんなの生き生きとした表情も魅力です。新しい出会いも楽しみだけれど、顔見知りの作家さんとの再会はさらにたのしみ。元気かな?いまはどんな風かな?日々の暮らしや気持の変化に伴い、少しずつ変わって行く作品もたのしみ。
個展やフェアで会うだけでなく、工房やおうちを訪ね、作品が生まれてくる背景を知るのも、またたのしみなこと。目にする風景や会話から、その暮らしぶりや思いを肌で感じると、作品への思いが深くなり、より愛情を持ってお客さまに手渡すことができる気がします。
そんなことを言いながら、もううきうきと大阪に思いを馳せているのは、ただたんにわたしが「どこかへ行く」のが好きなだけかもしれないけれど。
上の2点は、9月に飯田橋の「千鳥」で開かれた原田七重さんの個展で買った飯碗と猪口。原田さんとは去年の松本クラフトフェアで会い、企画展にポットやカップ、お皿などを出品していただきましたが、個展を拝見するのは初めて。その奥行きの深さにあらためて感動して、来秋、個展をお願いしてしまいました。
鵠沼海岸の「クグイ」での中尾さんの個展で思わず買ってしまった豆耐熱皿。何に使おうかなあ。中尾さんは、もっとも長く、もっとも多くやりとりしながらおつきあいしている作家さんのひとり。いろいろとわがまま言ってリクエストに応えていただいてます。12月初旬までには耐熱のうつわが入荷予定。
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by utsuwa-party
| 2009-10-29 18:21