2009年 10月 28日
木曽へ。そして、カンティフェアへ。 |
川口さんの個展も、残すところあと3日になりました。
心待ちにしていた催しのひとつひとつが瞬く間に過ぎて行き、今年のあとふた月になりました。来週はもう11月。一年でいちばんたくさんの作り手の方に参加していただくビッグイベント、「こどものうつわ展」が始まります。
川口さんの個展が始まる前の週末に、今回、「こどものうつわ」に初参加していただく漆の手塚英明さんを木曽平沢に訪ねました。初夏に直してもらったお弁当箱を迎えに行った時、手塚さんが七代目である老舗の漆器店「ちきりや 」さんで愛らしいこども椀を目にし、ぜひお願いしたいと思ったのです。
せっかく木曽まで出かけるので、八ヶ岳で一泊して帰りは福永さんのお仕事場にお邪魔しようという段取り。でも、調べるとちょうどその週末は清里の「カンティフェア 」でした。
ポールラッシュ祭とも呼ばれるこのイベントは、八ヶ岳南麓を拠点として、戦後日本の復興に力を尽くしたポールラッシュ氏に感謝を混めた「収穫祭」。昔、山梨の木工家さんに誘っていただいて、何度か訪ねたことがあり、爽やかな秋の空のもと、たくさんの食やクラフトのテントが並ぶ光景は、限りなく明るく開放的なイメージとして心に焼き付いていたのです。懐かしい!!というわけで、同行の相棒やススムくんクロちゃんカップルを促し、ちきりやさんから直行。でも、その日はあいにく夕方雨が強くなり、クラフト市をさっと見ただけで、翌朝、リベンジの再訪となりました。
10数年ぶりのカンティフェア!でも、その風景は思い出を裏切ることなく、あくまで陽気で、あくまでのどか。コテージから、朝ごはん抜きで駆けつけたから腹ぺこ隊は食のテントを回って食べ物をしこたま仕入れ、広場を見渡すテラスでのんびりブランチ。晴れた空と澄んだ空気は心地よく、メインステージのコンサートと午後からのポニーのレースには後ろ髪引かれたけれど、根っこを生やしてる訳には行きません。続々、押し寄せるクルマを尻目に早々に会場をあとにして、福永さんのもとに向かったことでした。
抜けるような青空に八ヶ岳。食べ物の売り声に、人の笑顔。ファミリーとペット連れがとても多かった。ワンちゃんたちも嬉しいね。
歴代のトラクターのパレード。なぜだか妙に感動して涙が出そうになる。。
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by UTSUWA-PARTY
| 2009-10-28 20:49