2009年 10月 05日
連休に岩手へ行きました。 |
シルバーウイークの連休に岩手に行きました。
岩手は昔から心引かれるところ。ゆたかな自然、ゆたかな海の幸里の幸、そして、南部鉄器、ホームスパン、浄法寺塗りなどゆたかな手工芸。一関の厳美渓近くに山菜採りやきのこ狩りに誘ってくれる親戚のような知人がいることもあって親しみもあり、そこを拠点に盛岡、花巻、遠野など一人で巡ったこともあり、いつか愛着ある土地になっていました。
今回の目的は、去年からおつきあいの出来た大野木工や浄法寺を訪ねること、そして、盛岡で南部桶正さんやガラスの伊藤さんが毎年参加している「どんぐりころころクラフト市」に行って見ること。
そして、長くご無沙汰している一関に顔を出し、最後に相棒ともども近頃その歴史にひかれる平泉を訪ねること。2泊3日で岩手県の中だけを動く旅立ったけれど、大野木工のある洋野町から、盛岡経由、一関まで。青森の隣から宮城の隣まで、日本一大きな県の縦断は、なかなかスケール感のあるものでした。
初日は朝いちばんに一路、東京から二戸まで。何しろ驚いたのはシルバーウイークの凄まじさ。9月に入っての出遅れた手配は、二戸まで直通の新幹線「はやて」は取れず、あてにしきっていたレンタカーは取れず、宿泊もほとんど選択肢なしのすさまじさ
いったんは諦めかけたものの、列車は盛岡まで指定で行き、その後乗り換えで二戸まで「立ち席」、レンタカーではなく二戸では大野木工の方に頼り、間は公共の交通機関、一関まわりは知人に頼むことにするという、かなり非常手段をとっての出発でした。
ひんやりとした空気の二戸駅に迎えに来てくれていた大野木工の中村さん。クルマに乗せてもらって緑の中をひた走り、たどり着いた洋野町には、数時間前発って来た東京の朝の喧噪がウソのようにどこまでも広くのどかな風景がありました。(上の写真は洋野町。遠くにポツポツ見えるのが、工房や宿泊施設のあるおおのキャンパス)
続く。です。
PARTYのHPに戻る
by utsuwa-party
| 2009-10-05 17:52