明日から砂田さんの個展です。

「砂田さんと最初に出会ったのは、どこだっけ」「う〜〜ん」。
ふたりで首をひねっても「あのギャラリーだったかもしれない」ぐらいしか思い出せないほど、長いおつきあいの砂田政美さん。店を初めて間もなくだったと思うから、もう14〜５年になるかも知れません。
そのころから、磁器一筋。楚々とした白磁の色や愛らしい絵付けとお名前から「女の人」？と思う方も多いのですが、男の人。それもかなり気さくで、けっこうアバウトな人柄だから、作品と人となりは必ずしも一致しない？（いえ、じつはとても繊細なのかも知れません。）
以前は個展をやっていただいたこともあったけれど、ここしばらくはお願いする機会を逸したまま、砂田さんが毎年参加している松本のクラフトフェアで「お〜、元気？」と言葉を交わし、お互いの健在を喜び合う（？）だけにとどまってました。
でも、去年あたりから「また何かやろう」と盛り上がり「しのぎの展示会をやりたい」と砂田さんに言われたとき、一も二もなく「それいいね！」と同意して話がトントン決まりました。
独特の愛らしい絵付けもいいけれど、わたしは砂田さんの清々しいしのぎのうつわがとりわけ好きだったのです。
そして今日、ゆったりとした大皿大鉢から、かたちの愛らしい小鉢や湯呑み、そして茶目っ気ある豆皿などなど、それは見事にしのぎのうつわたちが揃いました。折しも夏の陽気がやって来て、その涼やかさがひときわ嬉しく写ります。ぜひ、ご覧にいらしてくださいね！



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