ホッとするうつわ。 |

林京子さんから、久しぶりにつる花の鉢 や飯碗が届きました。
このゴス鉄絵の飯碗 は、最近の林さんの作品の中でわたしはひときわ気に入っているもの。
石川在住の林さんは、京都の藤塚光男さんと九谷青窯で若いころの同時期、過ごしたこともあるベテランです。古伊万里を思わせる、少し古風な趣の藤塚さんの白磁や染め付けと好対照に、軽やかでどこかモダンな林さんのうつわ。個性は違いますが、それぞれに美しくお料理が映えて使いやすく、長く人の心をとらえてやまないのは、作り手がいつも変わらぬ真摯さでうつわ作りに取り組んでおられるからだと思います。
どんどん変わって行く作家さんも刺激的で楽しみですが、こういういつまでも変わらぬテイストのものを届けてくれる人たちは、気持をホッと落ち着かせてくれるもの。いつまでも、PARTYの景色の中にいて欲しい存在です。

笠間の陶器市に行った帰りに、市崎恵美子さんの親友の松本さんが店に寄ってくれました。大阪在住の彼女から、もらったお土産は「東京ばな奈」。この前おしゃべりしたときに、お土産にもらうこともないから東京ばな奈、食べたことないのと話したら「じゃあ、今度お土産に持ってきます」と冗談まじりで言って、それを憶えていてくれたのです。感激!
初体験の東京ばな奈は、ふんわり、どこか懐かしい味でした。
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