2009年 02月 25日
雨降りの月曜に…。 |
宴のあとの月曜は、PARTYの定休日。みんなを見送ってバタンキュ〜で寝てしまったから、目覚めたらテーブルもキッチンも嵐のあとだったけど,のんびりやればいいやと思うと片付けも何だかたのしくなります。まして雨降りともなれば,さらに家に根っこが生えるというもの。
ワイドショー横目に洗いものしてお掃除して,それから、持ち帰っていたうつわの写真撮りなどちょっとお仕事。午前中,用事を済ませたら、あとは自分の時間です。
土曜日、ぐい吞みを届けてくれた手塚さんとのやり取りの中で「袋があるといいね」という話になりました。
全国の工芸を紹介している高森寛子さんのスペースで、去年、福田敏雄さんの個展のときに出会った小さな巾着。それは福田さんの小さなお湯のみに合わせたもので、青森の「こぎん」の作り手と籠の作り手と縫い手のコラボで作られた、素朴でいて風雅なものでした。もちろん高森さんのプロデュース。「素敵。欲しい」と思ったけれど,こぎんの柄には12ヶ月があるそうで、相棒の月もわたしの月もまだなかったため「またいつか出来たときに」と先の楽しみにして来たのです。
その話を手塚さんにしたところ、わたしが作れば、と言われました。そうですね!青森の美しい手仕事とは別のものとして,普段,自分で使うなら家に山積みになった端切れの始末にもなるし、たのしいかも。
この前、近所のお店に行くときに,作者の中野さんが一緒だったので漆のぐい吞みを持って行きました。その前には、お酒に精通する編集者の人と飲みに行って,すかさず鞄から「myぐい吞み」(しかもご自分で焼いた)を出されて、ちょっとしゃくな思いをしたものです。
そうだ、お気に入りのぐい吞みをちょっと入れて行ける袋があると嬉しい!
それで月曜の午後は袋作り。底の部分は麻の糸で編もうなんて思ったものだから、けっこう時間がかかり、小さな内袋にまた一苦労。(不器用なだけでなく,手順がわからなくなって、つくづく頭悪いんじゃない?とため息。。)
それでもひとつ作ると興に乗って、またごそごそと布を探して恵比寿さんの手ぬぐいを見つけ,それでもうひとつ。
晩ごはんの支度も忘れて夢中のうちに、雨の月曜は過ぎました。
雨降りをいいことに買い出しにも出ず家ごもりの1日。でも、ふと甘いものが食べたくなってお菓子屋さんに行きました。家の側の遊歩道沿いに去年出来た焼き菓子やさん。若い女の子(のように見える)オーナーパティシエさんがこつこつと焼いていて、たまに通りがかると山ほどのクッキーやタルトがぎっしりと並んでいるけれど、人通りの多くない道だから大丈夫なのかなあといらぬ心配してました。でも、その日久しぶりに入ってみると,オープン当初とは比べ物にならないくらい、チャーミングおいしそうなお菓子がいっぱい。おとぎの国に来たようで、きょろきょろと迷った挙げ句,いくつか買って帰りました。
お店の名前はやきがしや「susucre」(シュシュクル)
。開いてる時間に通りがかったら,これから必ず寄ってしまいそう。(甘辛、両方イケるわたしです)
渋皮煮のいっぱい入ったタルトマロン。美味しかった!!けど、ちょっとカロリー取り過ぎだな。。
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by utsuwa-party
| 2009-02-25 18:10