2009年 02月 21日
本の道草。 |
読みたい本はいろいろあるのに、なかなか時間が取れません。店では,お客様のいない時間でも、荷物を解いたり作ったり、メールのお返事を書いたり,写真を撮ってHPを更新したり,1日があっという間に過ぎてしまうし,家にいてもくるくる終日、キリのない家事をしてしまうし。寝る前にと思えば、すぐ寝てしまうし。。。
それで乗り物に乗っているときが貴重な読書タイムなのだけど、バスは20分足らずだし電車は3~4分だし,恵まれた短い通勤時間が本を読むには物足りない時間。ちょっと前,なぜか突然、高橋克彦さんの「炎立つ」全5巻を読み始めたときなどは、熱中のあまり何度バスを乗り越したことか。一度、下北沢へ行ったときなどは降りるつもりの駅前を通り越し、運転手さんに「終点ですよ〜」とマイクで言われてやっと気づく始末。
(「炎立つ」面白いです。グッと来ます。わたしのあとに読み始めた相棒もすっかりのめりこみ、我が家ではいま主人公の「藤原経清」がヒーローです。そうそう,来月、世田美で「平泉展」ありますね。絶対行こう)。
と、そんなわけでこのごろ時たま,朝,少し余裕を持って出られたときに、コーヒーショップに「続き」を読むのが密かな楽しみになっています。つい気が急きながら過ごしてしまう1日の、ほんの10分か20分の読書ブレイク。本のための小さな道草が、いま、わたしの幸せなひとときです。
いま読んでいるのは高森寛子さんの「美しい日本の道具たち」。使い手の立場で作り手と接し、日本の手仕事の魅力を伝える高森さんの文章は,書かれてから時を経ても色褪せることなく心に届きます。それだけ、書かれたモノたちも普遍的な素晴らしさを持つものばかりだからでしょう。
この「美しい日本の道具たち」も、初版は1999年。初めて高森さんの著書を手にしたのは、「ほんものの漆器」という本で、もう10年以上前,初めて漆器の催しを開いた時のこと。以来,折に触れ買い求め、バイブルのようにいつもそばに置いていたので、去年の福田敏雄さんの個展で初めてお目にかかれ、しかもPARTYを知っていただいていたのは感激でした。
バッグがカメラなどでいつもパンパンなので,本は雑貨屋さんでもらったりするエコバッグに入れて持ってます。これは、いただいたお土産が入っていた成城のHANSEL&GRETELの袋。大きいのは雑誌に,小さいのは単行本にぴったりサイズで嬉しい!
PARTYのHPに戻る
それで乗り物に乗っているときが貴重な読書タイムなのだけど、バスは20分足らずだし電車は3~4分だし,恵まれた短い通勤時間が本を読むには物足りない時間。ちょっと前,なぜか突然、高橋克彦さんの「炎立つ」全5巻を読み始めたときなどは、熱中のあまり何度バスを乗り越したことか。一度、下北沢へ行ったときなどは降りるつもりの駅前を通り越し、運転手さんに「終点ですよ〜」とマイクで言われてやっと気づく始末。
(「炎立つ」面白いです。グッと来ます。わたしのあとに読み始めた相棒もすっかりのめりこみ、我が家ではいま主人公の「藤原経清」がヒーローです。そうそう,来月、世田美で「平泉展」ありますね。絶対行こう)。
と、そんなわけでこのごろ時たま,朝,少し余裕を持って出られたときに、コーヒーショップに「続き」を読むのが密かな楽しみになっています。つい気が急きながら過ごしてしまう1日の、ほんの10分か20分の読書ブレイク。本のための小さな道草が、いま、わたしの幸せなひとときです。
いま読んでいるのは高森寛子さんの「美しい日本の道具たち」。使い手の立場で作り手と接し、日本の手仕事の魅力を伝える高森さんの文章は,書かれてから時を経ても色褪せることなく心に届きます。それだけ、書かれたモノたちも普遍的な素晴らしさを持つものばかりだからでしょう。
この「美しい日本の道具たち」も、初版は1999年。初めて高森さんの著書を手にしたのは、「ほんものの漆器」という本で、もう10年以上前,初めて漆器の催しを開いた時のこと。以来,折に触れ買い求め、バイブルのようにいつもそばに置いていたので、去年の福田敏雄さんの個展で初めてお目にかかれ、しかもPARTYを知っていただいていたのは感激でした。
バッグがカメラなどでいつもパンパンなので,本は雑貨屋さんでもらったりするエコバッグに入れて持ってます。これは、いただいたお土産が入っていた成城のHANSEL&GRETELの袋。大きいのは雑誌に,小さいのは単行本にぴったりサイズで嬉しい!
PARTYのHPに戻る
by utsuwa-party
| 2009-02-21 17:42