2008年 09月 15日
違うということ。 |

昨日、HPにアップした川口さんの三島のそば猪口は、じつは少し前から定番のお湯のみの、そば猪口バージョンとしてオーダーしたもの。ですが、出来上がってみると三島の部分に化粧が多くかかってお花の模様が見え隠れする、お湯のみとはかなり違うテイストのものになっていました。
あら違う。初めはそう思ったものの、長くそばに置いているうちにこれはこれ、味わい深いものに見えてきました。くっきりとしたお湯のみは可愛い。でも、こちらは奥ゆかしくて大人っぽい。。。
やきものにしてもガラスにしてもこういうことは多々あります。
作るときの作り手の気持や手の感触、また、気候や窯の火の具合、窯の中で置かれる位置。。前のものと違ってくる要素はいくらでもあります。それは当たり前のこと、それが面白み…とは思っていても、お客様のご注文品であったりすると、しばしばうろたえてしまいます。
近場の方なら「ご覧になって、ご検討ください」。遠い方なら画像を送り「ご検討ください」。やはりイメージに合わないのでとキャンセルされる方には、長くお待ちいただいたのにと申し訳なく思い、反対に「ダメかな」と思った方に「素敵です!」と喜んでもらってホッとすることも。ときとして、わたしよりお客様の方が柔らかい心でうつわと接していることを知り、教えられることもあります。
そんなふうに生き物のようなうつわと、日々の使い手であるお客様と触れながら、懐の深いうつわやになって行けたらと思うのですが…。
PARTYのHPに戻る
by utsuwa-party
| 2008-09-15 15:51






