ときめきのボトル。 |

普段焼酎を飲まないので,本場鹿児島に行ってもことさら「買ってこなくちゃ」という意気込みもなかったのですが、夜、山口利枝さんの若い仲間と飲んでいたら、みんなやっぱり焼酎党。そもそも鹿児島県人は郷土愛がひどく強くてどこへ行っても「県人会作っちゃう」んだそうですが、ともあれ、その空気とやっぱり焼酎と合いそうな黒豚や地鶏のお料理に「わたしも焼酎にしようかな」という気分になり「お土産も買えばよかったなあ」と悔やんだら「だったら工房のそばに醸造元がありますから」送ります、と利枝ちゃん。
その焼酎が、おととい納品の荷物と一緒に届き、開けてみると「あ、篤姫だ」。
今年珍しく夢中になって観ているテレビの「篤姫」。鹿児島に行った日も日曜だったから,今夜は観れないな,と思ったのはわたしよりさらにみんなで「鹿児島県人としては今日は篤姫だが」と「不本意ながら」録画にして集まってくれたそう。
その篤姫の名を付けた鹿児島限定の焼酎が彼女の工房近くの酒造のものだったらしく、正統派の「真酒」(「まことざけ」。薩摩人を象徴するような実直そのもののネーミング)とともに、はるばるやって来てくれました。美しいそのボトルを真酒と一緒に撮ると、なんだかほんとに武士を従えたお姫様のよう。薩摩の意気をみんなでいただいて、夏バテを討伐するとしましょう。
さて,もうひとつたのしみなボトルは,昨日、弥生さんが届けてくれたオリーブオイル。お料理の先生の弥生さんがイタリアンレストランで気に入って,お教室のみんなと共同購入。噂を聞きつけわたしも便乗したのです。
ぴりっと来なくて、さっぱりしてるということだから、旬の夏野菜や,そうそう冷たいパスタなんかにもかけて食べてみようかな?
暑くても,食卓のワクワクは尽きないもの。

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