前田さんの「水のコップ」。 |

前田一郎さんの新しいコップが届きました。
毎年一回、松本のクラフトフェアで会う前田さん。いつも芝生にひろびろガラスを並べ,はるか向こうで仲間とビールを飲んだりお昼を食べたりしているから「お〜〜い」と呼んで手を振って,一言二言、言葉を交わして別れます。
今年,一目惚れしたこのコップ。例によって遠くの前田さんに大きな声で「これ,なんて注文すればいいですか〜?」と聞くと「水のコップ」。
すばらしい。PARTYの7月の企画展のタイトルも「カレーのうつわとお水のコップ」です。
そんなことは前田さんに告げず、早速帰って注文して7月に間に合うかなと思っていたら,もうできて来ちゃいました。
まさにお水のコップ以外の何者でもないような、ふつうのコップ。再生ガラスの素朴な質感。素っ気ない,けど、やたら懐かしいかたち。どこにでもありそうで、どこにもない。そんなふつうすぎる感じがたまらない。
そもそもわたしが一目惚れするガラスたちは,概ね意気込んで人に見せると「ふ〜〜ん」とすげなく言われてしまうような「あたりまえの」ものばかりのようなのです。でも,いいのだ,使ってみれば良さがわかる。など思いつつ,新入りのコップを眺めて幸せになっています。
じき、HPにアップしますね。
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