淳ちゃんちを訪ねて。 |

鎌倉は日曜に出かけて月曜の早朝帰りと、短い滞在だったですが、すっかり夏モードになった湘南で、つかの間、リゾート気分を深呼吸して来ました。
日曜日、まず訪ねたのは葉山に住む作家さんの小原淳子さん。
淳ちゃんは、もともと作家さんとうつわやという関係で知り合ったのですが、年が近いこともあり、彼女のざっくばらんで明るい性格もあって、もうすっかり気のおけない友だち。「作家の小原淳子さん」なんて言うのも、ちょっと照れてしまうようなつきあいです。
知り合ったころは、ご主人で木工家の小原安正さんと、あきる野市の茅葺きのお家で仕事をしていたのですが、数年前、彼女の生まれ育った葉山に転居してきました。
葉山とはいえ淳ちゃんの家は海辺ではなく山側で、湘南国際村のそばの高台。富士山も見える見晴しのいい場所だけど、夜には漆黒になってしまう静かなところです。右の写真の手前に少し写っているのが母屋で、奥に見える可愛い小屋が、旦那さまの作った彼女の仕事場。焼きものの土いじりより、こっちの土いじりの方が得意、と冗談が出るほど庭仕事の上手な彼女の庭には、いつもお花や野菜がいっぱいです。
市場で買ったお魚で、ちゃちゃっと干物を作ってしまったり、毎日のパンを手作りしてしまうような彼女のうつわは、暮らしに密着していて使いやすく気取りがなくてあたたか。今回もお客さまのリクエストで、いろいろうつわをいただいきがてら、長いおしゃべりをして帰って来ました。