村木雄児さんを訪ねました。 |


前日の雨が嘘のような青空のもとのドライブ。渋滞を心配して早めに出たら、すこぶる順調だったので、真鶴の青木さんのお墓にも立ち寄ることもできました。(ご無沙汰しました。)
真鶴でしばし迷子になったけれど、それでもお昼前には、伊豆高原の村木さん宅到着。村木さんは家の入り口の工房でろくろの真っ最中でした。相棒とともに、その手際に見いること、しばし。
村木さんの仕事場を訪問するのは、3年ほど前、個展を開いていただいて以来です。そのあと幾度も「伺います」と言いながら、そのつど何かと目の前の仕事に取り紛れ「狼来たぞ」の状態になっていたのでした。
村木さんとは、店を初めて間もなくからの長いおつきあい。それからたくさんの作家さんと出会って来たけれど、昔から変わらぬ真摯な姿勢で粉引きに取り組み、さまざまな展開をしながらも変わらぬ温もりを漂わす作品に触れると、わたしは深い安堵を覚えます。そして、そのたび思うのです。「やっぱり村木さんが好きだ」。
棚に並んだ作品は心引かれるものばかりだったけど、今回の主旨は、秋の企画「朝ごはんの食卓」展への出品依頼。快く引き受けていただいてひと安心。ごはん茶わんや取り皿、お小皿…。秋一番の催しに、村木さんのうつわが並ぶと思うとわくわくで、スキップするように工房をおいとましました。

ただいま引き立て。どんなうつわになるのかな。

化粧をかけられた三島手の鉢。村木さんの三島は素敵です。

ただいま、登り窯製作中。たのしみです。
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