嬉しい間違い。

ガラスの左藤玲朗さんから、ういろうをいただきました。定番のロートグラスの納品の荷物に忍ばされていたもの。左藤さんの住む丹波の黒豆入りです。
じつは。しばらく前の納品に、フリットという名のドットの入った小鉢が入っていました。基本的にガラスは無地ばかりのPARTYでは、ふだんセレクトしないアイテムです。「頼んだかなあ」と、思いながらしげしげと眺めていると、なんだかとても魅力的です。オリーブ色のドットはシックで、中身を入れても邪魔せず映えそう。小振りでシシンプルなかたちも使いやすそう。もしかして頼んだかも。
半信半疑のまま、小鉢をPARTYのガラスの仲間に入れて馴染んだころ、左藤さんからメールが来ました。
「すみません、ご注文を間違えました」。
取り違えられたのは、ロートグラス。ういろうはそのお詫びでした。
いえいえ、こちらこそごめんなさい。やっぱり頼んでなかったですね。黙ってわがものにしちゃいました。でも、おかげでガラスの棚が華やぎました。怪我の功名。セレクトには、ときどき小さな冒険も必要ですね。
下の写真が左藤さんのフリット小鉢。

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