2006年 12月 18日
それでもお正月は来る。 |
気がつけば、今年もあと2週間。毎年早すぎて実感のわかない年末だけれど、今年は季節がずれていたからなおさらです。この期に及び、あちこちで紅葉。東大の銀杏もさすがにもう散りかけではあるけれど、まだまだ鮮やかな色を見せてます。
とはいえ、やっぱりお正月は来るんですね。
おととい、大学の先生をされているお客さまから、付きたてのお餅をいただきました。「今日、留学生と付いたんだ」と。ひとつひとつ大きさの違う、まだ柔らかい丸餅が、年の瀬を教えてくれました。
そうそう、漆の業者さんが「扱ってみませんか?」と、大黒屋さんの江戸木箸を持って来てくれました。新しいお箸をおろす、というのも、なんだかお正月っぽい。
職人のこだわりが生きる、どこか粋な江戸木箸。持ちやすく、挟みやすいようかたちは八角。「この後ろのとこが八角でしょ。で、先までずっと八角」。つまり限り無く細くなったお箸の先まで八角になっているというのです。
目が寄るほど見つめても、よくわからない。でも、そんな気もする。こういうの「スジが通った」っていうのかしら。でも、そう思って使うと気持ちいいかも知れない。
お値段は2100円。高い。と言ったら、ちゃんと手作りした塗りの箸がそれ以下では無理です。と怒られてしまいました。ごもっとも。
というわけで江戸木箸、仕入れました。お正月にいかがですか?
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by utsuwa-party
| 2006-12-18 19:30