チェックのお揃い。

去年、鎌倉のスワニーで気に入ったチェックを見つけました。少し多めに買って、洋裁の得意な母にワンピースを作ってもらい、残りでクッションを作りました。
しばらくしてスワニーを覗いたら、その生地が「現品限り」に。そうか、もうこれでなくなっちゃうんだなと、あわてて買ってしまったものの、そもそも針仕事にこまめじゃないわたし。しばらく、しまい込んでいたけれど、それも生地が可哀想。そうだ、いつも素敵な布の小物を作ってくれる大阪の藤田禮子さんならなにかいいものにしてくれるに違いないと、すっかり他力本願で引きとっていただきました。
それから、しばらくたった昨日、藤田さんから思いがけないプレゼントが。なんと、あのチェックで作ったチャーミングなバッグです。なんだか、小さな子供のころ、母が作ってくれた木綿の小花のワンピースとお揃いのバッグを偶然町で見つけ、買ってもらって嬉しくて嬉しくてずっと一緒に身に着けていたことを思い出してしまいました。
もう、ちょっとワンピースと「お揃い」で持つのは気恥ずかしいけれど、藤田さん、ありがとうございました。可愛いバッグ、大切に使わせていただきます！