じつはとても扱いやすいです。 |
土そのものの息づかいを感じるプリミティブで力強い土鍋やグラタン皿は、ふだん磁器や釉のかかったやさしい表情のうつわが多いPARTYのお客さまには「扱いにくいんじゃない?」「いかにも焦げ付いちゃうそう」と引かれてしまいがち。
でも、じつは亜紀ちゃんの焼き締め。丈夫な上、洗うとするりと焼け焦げも取れ、とても扱いやすいものなのです。
「ごはんはほんとは焼き締めで炊いた方が、余分な水分を吸ってくれるから美味しくできるんです。ちょっとぐらい水加減を間違えても、鍋が調節してくれるから大丈夫」と、教えてくれたのは、今回、やはりお鍋を出品してくれている遠藤素子さん。でも、お客さまがやはり扱いにくさを心配するので、彼女は内側に釉をかけているのだそうです。
どちらがいいというわけではないけれど、夕べ、去年買った亜紀ちゃんの焼き締めのグラタン皿でさんまのパン粉焼きをして、美味しいワインを飲んだあと、ちょっと億劫な後片付けで、その油やお焦げがカンタンに落ちるのに改めて感激し、今日いちばんに紹介しなきゃと思ったわけでした。もう、お鍋の会期も終盤ですが。。。PARTYのHPに戻る