初めての天然酵母パン。 |
近頃、朝がごはんになったのがいちばんの要因だけど、食べたいときはおいしいパン屋さんもいっぱいあるし。とか。
でも、ふと数日前、友だちが「天然酵母パンの講習会に行ったんだ」と話すのを聞いて、むらむらと無性に焼いてみたくなりました。その講習会は、彼女のお家の近くの小さなお店であったけど、天然酵母は種作りにも発酵にも時間がかかるから「もう、生地が作ってあって成形だけだったの〜」と残念そう。う〜ん、そりゃそうだよね。
天然酵母のパンは大好きだけど、時間がかかるとの先入観ででトライしていませんでした。種を作るだけで1日とか2日とかかかるし。でも、考えてみたら、ずっとついていなくちゃいけないわけじゃないし、発酵だってゆっくりならば慌ただしくなくていいかも知れない。ドライイーストのパンなんか、夏の暑い時期は1時間ほどでぶわ〜っと膨らんで忙しいったらありゃしない。パンづくりは、ゆるやかな時間の流れをたのしむ感じがいいのだから。
というわけで、買って来ました。いちばんポピュラーな「ホシノ天然酵母」。

ネットで「生種の作り方」なんて検索して、「天然酵母のフランスパンの作り方」というのも検索して、独学の天然酵母パンづくり。急に涼しくなったし、もちろん専用の発酵器なんてないし、これだと生種に2日ぐらいかかりそうと放っておいたら、1日目はテキスト通り「大きい泡」が出来てきたけど、2日目見たら、もうすっかり泡が消えてて、死んじゃったかと大慌て!でも、保存もできると書いてあったからそんなわけないね。と、信じてパンづくり続行。
フランスパン用の粉に種を混ぜて寝かしていると、これまた6時間から8時間かかるはずの発酵なのに、3〜4時間するとむくむく2倍の大きさに。でも、もうちょっとかも。
少し我慢して、5時間ぐらいでベンチタイムと成形。またまた寝かせて、アツアツにしたオーブンへ。過程の段階ごとにどんな具合が正しいのか、やっぱりテキストだけじゃわからないな。ハラハラドキドキ。でも、初めてだもん、失敗してもめげないぞ。
25分して、オーブンから取り出すと、う〜〜ん見た目はそれなり。
一人前に、皮がパチパチとおいしげな音を立ててます。一口、ちぎって食べると、あら、失敗ではないみたい。

でも、天然酵母パンの真価は冷めてから。どうかな、どうかな?うん、冷めてもけっこういけるみたい。生地がもっちり。やっぱり天然酵母の風味です。
まあまあの初挑戦に気を良くして、ちょっとしばらくはまりそうです。
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