オリーブディナー。

土曜日の朝。久しぶりのヨガ教室のあと、わたしは仕事へ。そして、相棒は家へ。
普段は土曜日もおおむね出社の彼なのですが、その日は宅急便を受け取るという役目も仰せつかり、お洗濯マニア（？）としては絶好のお天気でもあって、家で家事三昧の1日となったわけです。（本も読んだし、ウオーキングもしたよ、と、声が聞こえそうですが）
夕方、メールが入って「晩ごはん、Oliveシリーズでいく？？」。わ〜い。その前の週、お盆休み、六本木ヒルズに映画を見に行って、そのとき立ち寄った本屋で有元葉子さんの「Olive bar」の本を買ったのです。ダイエットを志す彼は、以前からオリーブオイルのファンでしたけど、オリーブオイルと玄米食で医者いらずですという有元さんのこの本のポリシーにも、ビジュアルにもふたりで一目惚れ。
そして、迎えた週末、さっそく実践となったわけです。
もう、ね！オリーブでも、ごま油でも、サラダオイルでも、なんでもいいよ。ともかく、週末ごはんを作って待っててもらえるなんて、それだけで極楽極楽！仕事の疲れも一気に吹っ飛ぶというものです。
店を閉めて、急いで帰ると、テーブルの上にワインクーラーに白ワインと荒川さんの泡のゴブレットがセッティング。まず、出てきたのは涼しげなオードブル3品。彼が選んだメニューは、ブルーチーズとぶどうとルッコラのオリーブオイル和え。アボガドのケッパー風味（オリーブオイルとレモンがけ）。お豆腐にワサビとオリーブオイルをかけたもの。ブルーチーズとお豆腐は残り物だけど、見事にお洒落に変身です。それにしても有元さんのシンプルでいて思いがけない素材の取り合わせには、感動！！メニューもお皿もグリーンをテーマにした彼の演出にも目からウロコ。わたしがメニューを考えると、いつも、緑があって、赤があって、どの色もまんべんなく食べましょねという色とりどりになってしまうけれど、こんなシンプルで涼やかなやり方もあるんだな。と、ちょっと脱帽です。
それにしても、白ワインになんてぴったりのオードブル。グラスの気持ちよく空くこと空くこと。冷たい前菜が終わって、カブのソテーとラムのソテーをいただくころには、すっかりいい気分。さすがの大食のわが家も、パスタに辿り着くことなく、週末の夜は更けました。
あ〜〜、こんな幸せな日が月に一度ぐらいあるといいな〜〜。と、念仏のように繰り返すわたしです。感謝。
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