三島みやげのごはんセット。 |
欲しい欲しいと思いつつ、でも、なんだか都会のお店で買う気になれず、いつかどこかで作り手の手から買いたいと思っていたのでした。
三島でおひつと会えるかどうか定かではなかったけれど、何となく期待して出かけてはいたものの、文吾さんと会い、あれこれ素敵なものたちと出会い、夢中になってすっかり忘れていたころに「ほらほら」と呼びに来た相棒。引かれて行くと、そこにはさまざまな桶を並べた桶やさんがいました。
聞けば、岩手から来た桶やさん。そう、工人まつりには、あちらこちらの伝統工芸の人たちが集まって来るようです。
選んだ3合用のおひつは、なんだか見なれぬ赤い色。なんでも「杉の赤身」だそうです。これください。と求めて使い方の注意を聞くと、まずはすっかり乾かして使うこと、洗剤を使わず「亀の子ダワシ」で洗うこと、などなど教えてくれて、最後に「タガが弛んだりしたら、送料はかかるけれど送ってくれたらすぐに直します」との言葉。やっぱり、作り手の顔が見えるのはいいな、と嬉しくなりました。
もちろん、帰った晩は笊でお米を研ぎ、翌朝炊いたごはんはおひつに入れていただいたら、思わず3杯飯の相棒でした。ダイエットのはずが、まずいまずい。。。
