GW報告。笠間と益子の食卓。 |
以前に買った一期一会の作家さんのものから、いまもおつきあいのある作家さんのものまで、並べてみるといまのPARTYの店頭とはまた趣の違う個性豊かな顔ぶれだけど、なんだかしっくりなじみます。
ビールを注いだ磁器のグラスは、去年相棒が益子で一目惚れしたダグラス・ブラックさんのもの。ガラスは去年益子で出会ってお店にもお願いして、いまはPARTYでも人気の作家さんになったつくばの大西みゆきさんのもの。すり鉢状の鉢は、今年出会った佐々木恒子さんのもの。(偶然にも、大西さんのお友だちでした)
葉っぱの取り皿は、旧いおつきあいの筒井修さんのブースで、お弟子さんの練習作というお茶碗を買おうと選んでいたら、筒井さんが「はい、これあげる」と5客も包んでくれたB品。どこがB品と思ってしまうのだけれど、5枚組にしたときに揃わなくてはねたそう。自由奔放にものづくりしているかのような筒井さんのベースにあるプロ意識をこんなところで、いまさらのように思い知ります。お弟子さんの作った飯碗もなかなかよかったけれど「重いでしょ」「揃ってないでしょ」と手厳しい。でも、その中からひとつ選んで買って来た灰の点がある粉引きの飯碗は、お土産のほうが豪勢になっちゃったけど、毎朝、愛用しています。
ストライプのお皿は、ずいぶん昔、笠間の作家さんから手に入れたもの。
いつも作り手の顔が見えるうつわばかりと接してはいるけれど、こうして帰ったばかりの夜、思い出深いうつわたちを並べて食事をすると、たのしかった時間やついさっき会った人たちの笑顔や声が蘇って心がぬくぬくして来ます。
