ひさしぶり、二階堂さんに会いました。

日曜日、来週からふたり展をやっていただく益子の増永さんを訪ねたついでに、二階堂明弘さんのところへ寄りました。「ついで」は失礼なのだけど、増永さんと二階堂さんのお家は、歩いて30秒ぐらいで、まったくの「ご近所さん」。そもそも、増永さんを紹介してくれたのは二階堂さんなのです。
数日前、おハガキをいただいて彼は個展直前と知っていたので、増永さんとひとしきり話を終えたあと、二階堂さん、きっと忙しいよね、追い込みだもんね、でも、せっかくだから顔だけ見て行こうかな、と、とことこ歩いて覗きに行ってみたわけです。
庭先まで来ると、いたいた。焼き上がったうつわにグラインダーをかけて、仕上げの真っ最中。こんちわ〜、声をかけてもなかなか気付いてくれない音。でも、ようやく気付くと嬉しそうにして、仕事を中段。いいよいいよ忙しいもん、というわたしたちを住まいに招き入れてくれました。ちょうど休憩したかったんだな。
作品展ごとに意欲的に新しい試みで、わたしたちのイメージを裏切ってくれる二階堂さん。今回は手びねりばかりの挑戦です。去年、神楽坂でのロクロばかりの展示会は、手びねりへの伏線だったらしい。とても手間がかかるとちょっと悲鳴をあげていけど、また新しい境地を開いたかな？京王百貨店での個展はただいま開催中。（6階美術工芸画廊。22日まで。）週末に訪ねてみるつもりです。
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