稲村真耶さんの月光釉の酒器。

今年初めて酒器展に参加していただいた稲村真耶さん。

清水なお子さん、山口利枝さん、廣政毅さんと同じく、藤塚光男さんのお弟子さんだった人ですが、当然ながら、それぞれ個性が違って面白いなあと思います。

ちょっとヨーロッパテイストの染付や、美しい湖水釉、ルリ釉が、まず頭に浮かぶ稲村さんですが、磁器に灰釉をかけた「月光釉」も、またスタイリッシュで魅力的。ほのかな釉の流れや片口の下部、ぐい呑の見込みの釉の溜まりに惹かれます。

小ぶりのサイズもやさしくて、大きめの酒器の多い中、心やすらぐ存在です。

月光釉片口　径70（口も含めて95）mm×高さ85mm　5720円

月光釉ぐいのみ　径40mm×高さ60mm 3850円

酒器展
1月11日(土)～ 24日(金)
（20日休み）
午前11時〜午後6時 (最終日5時まで)
会期中無休
わ
稲村真耶、小泉敦信、芳賀龍一
長谷川奈津、八田亨、長野大輔
特別出品　富山孝一
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