お正月恒例の酒器展、11日から始まっています。
今回から、去年まで毎年参加していただいていた8人の作家さんを2組に分け、4人は今年、後の4人は来年と、隔年で登場していただくことにしました。
今年は長谷川奈津さん、八田亨さん、芳賀龍一さん、小泉敦信さん。
そして、新たに高知の長野大輔さん、滋賀の稲村真耶さんに加わっていただいて6人。
それにいつも欠かせない富山孝一さんのお盆が入っての開催です。
長野さんも、稲村さんも、最近知り合った大好きな作り手なので、愉しみにしていたのですが、作品を並べてみると、おふたりチェンジしただけなのに、びっくりするほど景色が変わって新鮮。初日は長野さん、稲村さんも在店してくれたので、作家さん同時の会話も、お客さまとのやりとりも、新たな話題があって店主も興味深く愉しく過ごさせていただきました。
初日、2日目でたくさんの酒器が旅立ちましたが、まだまだ店主も目移りする充実のラインナップです。ぜひぜひお出かけくださいね。
いつも酒器展の風景をビシッと引き締めてくれる富山孝一さんの盆ですが、今回の新作でディスプレイのときからワクワクさせてくれたのが、この硯型の小さな盆。徳利や片口とぐい呑を並べてもよし、ぐい呑とちよつとしたつまみをのせてもよし。いろいろ愉しい使い方ができそうで、初日からどんどん旅立っています。手前はケヤキに漆のしのぎ盆、奥は鍋から作ったアルミの盆。
今回は6人の作家さんの窯や仕事場の写真を壁いっぱいに貼っています。ずらりと並んだ酒器たちがどんなところから生まれてくるのか、合わせて愉しんでいただけましたら嬉しいです。
酒器展
1月11日(土)~ 24日(金)
(20日休み)
午前11時〜午後6時 (最終日5時まで)
会期中無休
わ
稲村真耶、小泉敦信、芳賀龍一
長谷川奈津、八田亨、長野大輔