2019年 12月 18日
馬野真吾展、5日目。 |
馬野真吾展、5日目。
展示会の時はいつもそうですが、何日か見ているうちに最初にパッと目に入ったものから、じわじわと心を捉えられるものに目が移り、結果的に虜になってしまったりすることがよくあります。
今回は、このぶどう灰釉とナラ灰釉。
ぶどう灰釉は、最初にぶどうと聞いた時、へえ面白いねと注目し、その透明感は下地の磁器土によるものと聞き、また興味が増し。という、うんちくはともあれ、とにかくやさしく美しい発色に見惚れてしまいます。
ナラ灰は化粧がないと茶色っぽい色合いになりますが、これは白化粧により淡いグレーとも言える白の発色。しかも繊細なヒビ粉引きになっていて、結晶のようなきらめきから目が離せません。
どちらも裏の景色も素敵で「裏マニア」(笑)には見逃せないかも。
会期、あと2日ですが、ご覧にいらしてくださいね。
ぶどう灰釉輪花鉢
径145×高さ75mm 404g 3300円
by utsuwa-party
| 2019-12-18 15:43