原田晴子さんといえば、ポットの人でした。
かたちも色も全部違う、チャーミングで使いやすいポットは、入荷したとたん、飛ぶように旅立って行ったものでした。
でも、今回、晴ちゃんを訪ねたら「もうほとんどポットは作ってないんです」
え、なぜ?可愛いのに。数年前、お茶の時間の催しで作ってもらったポットたちは、やっぱり晴ちゃんならではの可愛さでした。
「ポット、売れないですよ〜。みんなティーバッグで入れるから」
本場、イギリスでもみんなティーバッグだそうです。
でも、個展にはポット欲しいな。
と、お願いして作ってもらったポットたちはやっぱりどれもいい表情で、ティーバッグ派の人でもちょっと使ってみたくなるかも、と思います。