酒器展、明日まで。
名残惜しいなあ。まだまだいい出会いを待っているうつわがたくさん。
もう1週間でも10日でもやりたいと、酒器に囲まれてもうすっかり居心地よくなっている店主です。
さて、今日は高田谷将宏さんの酒器をご紹介。
土ものをやっている作家さんはそう言う方が多いのですが、高田谷さんもやはり「最後は粉引」。
でも、それまでは「思いつくものなんでもやってみようと」ということで、いつも何が出てくるかわからないのも高田谷さん。
もともとヒビなど気にしない、割れたものは継いで出す。一歩間違えれば「汚い」と評されそうなプリミティブなものを作るかと思えば、急にビビッドな水玉が登場したり。そんな大胆な作り手だから、薪窯を手に入れた去年はどんなに豪快なものが届くかと思ったら、あらま、なんて色もかたちも繊細でやさしげなものばかり。へえ、高田谷さんぽくないね、と言いながら、それはそれでみんなたのしんで見ていたものですが、今年は高田谷さんらしい渋めでがっしりとした酒器たちが届きました。
今年の徳利は色もかたちも落ち着いて、そこはかとない風格を感じるほど。好きだなあ。
ぐい呑みは、すべて大きめ。
徳利 径95×高さ130mm 6480円、ぐいのみ 径80×高さ40mm 3780円
徳利 径100×高さ110mm 6480円、ぐいのみ 径70×高さ50mm 3780円
どっしりとした片口。重いけど評判良しでした。
片口 径115×95×高さ85mm 4320円、ぐいのみ 径70×高さ50mm 3780円
片口 径120×95×高さ85mm 4320円、ぐいのみ 径75×高さ40mm 3780円
片口 径130×120×高さ70mm 4320円、ぐいのみ 左 径75×高さ45mm、右 径75×高さ40mm 各3780円
注器 径110×高さ95mm 5400円、ぐいのみ 径45×高さ60mm 3780円
注器 径125×高さ100mm 6480円、ぐいのみ 左 径70×高さ45mm、右 径70×高さ45mm 各3780円
いろいろな表情の「湯のみ」。
リストには湯のみと書いてあったけれど、小ぶりなのでやっぱり酒器として使いたい感じです。
径50×高さ65~75mm 2700円