お正月の酒器展を始めたのは2010年のこと。
そうか、コオツィで10年だ。なんか10回記念!とか銘打てばよかったかな?
でも、最初から参加してもらっているのは、村木雄児さんと長谷川奈津さんのみ。
最初はお客さまも少なく、次第に定着したかと思えば、また落ち込み、メンバーチェンジと試行錯誤を繰り返し、いまに至っているわけです。
年末、実家の部屋の整理をしていたら、初回、作った「ぐい呑袋」が出てきました。
マイぐいのみを持って飲みに行こうと提案すべく、端切れでせっせと作ったもの。なんだか我ながら綺麗な仕立てです。ブログを見ると、構想だけはあったものの、じつは会期間際になってバタバタ作っていたらしい。それでも、たのしかったなあ。
年とると時間が早く感じられるのは、日々の暮らしからときめきが減るからってチコちゃんが言ってたな。ひとつひとつの催しに気合が入って、ああしようこうしようとワクワクしていた、ちょっと昔を思い出し、今年はもっとたのしまなきゃと改めて思う店主でした。