酒器展、5日目。風が冷たいけど、素晴らしいお天気です。
さて、今日は八田亨さんの酒器をご紹介。
去年に引き続き「白掛」のみに絞った出品の八田さん。
昨年に比べ、てらいを削ぎ落としたフォルムの酒器たちは、窯で焼く白掛の表情のゆたかさ、面白さが際立って八田ワールドに引き込みます。
かたちも色味も、全般に落ち着きを増した佇まいは、飽くことなくこの技法と向き合い、膨大な数を焼き続けることで至った八田さんの境地が映し出されているようです。
これは唯一、金継ぎを施された徳利。
焼成時、「薪に押されてくっ付いて」欠けることはよくあることだそうですが、わざわざ金継ぎをして出品してくれたのはこのゆったりとしたかたちと渋い色合いがなんとも捨てがたかったからか。金を施されてさらに風格を増した徳利です。
径95×高さ130mmぐらい 9720円

ひとつひとつ表情の違う徳利や片口のなかからピックアップしてご紹介。
徳利 径95×高さ135mmぐらい 8640円
徳利 径90×高さ130mmぐらい 9720円

片口 径160(口まで入れて)×110×高さ75mm 8640円

片口 径155(口まで入れて)×110×高さ75mm 8640円

片口 径170(口まで入れて)×120×高さ80mm 7560円

色味の濃いもの淡いもの、力強いものからやわらかな雰囲気のものまで、表情いろいろのぐいのみ。
気になるものがありましたらお気軽にお問い合わせくださいね!