薄井ゆかり 裂き織りのバッグ展、3日目。
週末はたくさんのお客さまにお越しいただきありがとうございました。
おなじみのお客さまはみなさん、5年、10年、15年と経た薄井さんのバッグを身につけていらして、その愛着をもって使い込まれた様子に釘付けになりました。もう20年あまりのキャリアの薄井さんだから、送り出したバッグは5000点以上になるそうです。持ち手だけくたくたになって取り替えてもらったなど、お直しをしてもらい使い続けている人も少なくありませんでした。
裂き織りはご存知ののように裂いた布を緯糸にした織物で、もともと着物のリサイクルとして作られたものですが、薄井さんのバッグは新しい木綿の布を裂いて使います。ときには引き裂きにくい布もあって力仕事だったり、裂いたあとの飛び出した糸を取るのに1日かかったり、折り始めるまでの労力が大変。
「じゃあ、カッターを使ったら」なんて言われるそうですが、それでは裂いた布の醸し出すやわらかな風合いが無くなるからと薄井さんは裂くことにこだわります。
その陰影のある布と縦糸の配色で2つとして同じもののない布たちが織り上がり、軽くて丈夫で素敵なバッグに仕上がって行くのです。
今日、まずご紹介するのは定番中の定番のかたちのバッグ。日常、必要は荷物にちょっとしたお買い物も収まってとても使いやすいサイズです。布の持ち手は以前は麻でしたが、くたっとなりすぎるためいまはコットンになって、使うとほどよく持ちやすくなりますがへたる感じはありません。
サイズはどれもだいたい横30×縦32×マチ9cm 18900円
落ち着いたピンクと茶の組み合わせが「大人可愛い」感じのバッグ。若い人はもちろん、年配の人が持たれても可愛らしい。
お洒落な横ストライプ。
元気なチェック。
明快でモダンなチェック。
これ、昨日かたち違いを買ってくださった方がいましたが、持つととっても可愛かったです。
soldout 明るいブルーと茶の配色がとてもきれい。明るい気分になりそうです。
soldout
大好きなネイビー2種。(店主が(笑))わたしは長年欲しくて欲しくて一昨年やっと手に入れました。あれ、何でまだ出てないのかなあ。これからの季節、ボーダーのTシャツにもぴったりです。 ↓soldout
濃紺はまだあります!
横から見たマチの感じ。