2018年 01月 20日
芳賀龍一さんの酒器。 |
掘って来た土を生地に使ったり、取って来た石を釉にしたり、自分で薪窯を作っちゃったり、なかなかハードな仕事をやっているのに、会うと気負いなくゆる〜い印象の芳賀龍一さん。
ただやりたいことをやっているだけ、という肩の力が抜けた感じがうつわにもにじみ出ていてみんなを引きつけているようです。徳利やぐい吞みには、かっこ良くて風格さえあるものもあるのに、すご〜くへなちょこ、というかとぼけた感じもあって、そんなギャップも面白い。
ベテランの村木さんやお店の人など、プロにもいま評価の高い芳賀さんです。
ひょうげものって、こういうのいうんじゃないかなあ。
ちょっと、なんか、気が抜けちゃうようなひょうきんものの焼き〆とっくり。
径95×高さ115mm 10800円
黒とっくり。
河原で拾って来た石を釉にした川石釉とっくり。
勝手に「天目みたいな」景色が出るそうです。
でも拾って来たってことは、無くなったらそれきりなの?って聞いたら、
「いや、また拾ってくればいいので」。
そうか。そうでした。
このかたちかっこいいなあ。
黒とっくり。
もみ灰釉片口。
径125×105×高さ90mm 4860円
川石釉片口。
黒片口。
土も、釉も、あれこれいろいろなぐい吞みたち。
焼き〆。
径85×高さ33mm 4320円
黒森釉(黒森は福島の地名)。
もみ灰釉。
川石釉。
灰釉。
陶石釉。見込みにふっと出た水色がきれい。
灰釉。(えっ、灰釉なんだ!)
径55×高さ40mm 4320円
黒。(剥がれ落ちそうなヒビがカッコいい)
粉引きコップ。
焼き〆コップ。
左 径95×90×高さ75mm 4320円、右 径90×高さ70mm 3240円
by utsuwa-party
| 2018-01-20 18:57