村木雄児さんの酒器。 |













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2018年 01月 15日
さて、おかげさまで大盛況の初日を終え、少しまったりの2日目が過ぎ、酒器展は3日目です。
今日は、村木雄児さんの酒器をご紹介します。 おとといの初日の昼間、作り手たちとぐいのみは浸みても許されるか、どこまでセーフかなんて談義をしていたら大御所村木さんがスルスルすり寄って来て、小声で「オレのはだいたいシモルよ」と言いました。 シモル?浸みると漏るの合成語か?(試しにあとで調べたら、北海道では浸みるをシモルと言うらしい。でも、村木さん、北海道の人じゃないしな。) ともあれ、村木さん、そんなこと知ってます! 酒器展をはじめたころ、村木さんの酒器が浸みることに気がついて、ふきんの上に広げて水張って試してみたら半分はじんわりふきんが濡れて、それで電話して「浸みます」と言うと、使ってりゃ止まるよと一蹴されたのは前にも書いた話。 でも、その漏るのに限って風合いがよくて魅力があったりするから、中から粉引きのぐいのみを家に持ち帰って使ってみたら、たちまち持つ手がべたべたするし、無垢のテーブルにくっつくし。 でも、どの酒器もお酒を飲ませると漏らなくなるわけでなく、小さな石はぜがあったり、どうにも粗い土のものは、一生止まりません。石はぜがあるのはダメだけど、粗い土は食器用の撥水材をかけると止まったり、さらに焼き締めると止まることもあるけれど、それではやわらかな風合いやワイルドな持ち味が死んでしまう。というわけで悩ましいわけですが、村木さんの酒器については使い手が根気よく使い続けると止まって、いい感じになることが多いように思われます。 もちろん最初から浸みないものもたくさんあるし、変わらないものもある。それは使ってみての…ということで。 あ、お店としては、村木さんに限らずどの作家さんのものでも、持て余すほどの浸み、漏れのあるものは返品をお受けします。 さて、今回の村木さんの酒器は、ほとんどが村木さんの原点であり、代名詞でもある粉引きと三島。 今回の酒器展は初参加がふたり。他の作り手もあれこれチャレンジをしてくれて、搬入時その勢いに、ある意味、圧倒されていたから、最後に届いた村木さんの荷物から村木さんらしい酒器が出て来たときはやたらホッとしたものです。 安心の定番もまた大事。 その村木さんの粉引きの片口。 今回、全体に小ぶりのものが多く、これはひとりの晩酌にぴったりな縦型。持ちやすさも魅力です。 このタイプ、他にいくつかあります。 丸いフォルムが何とも可愛い粉引き片口。これはこのふたつ。 径105(口まで入れて135)×100×高さ70mm 4860円 ![]() ![]() 全体に化粧のかかった片口。ほんのり赤みと、ふっくらのかたちが可愛い。 径115(口まで入れて140)×105×高さ75mm 5400円 やっぱりいい村木さんの三島。 きめ細かな土の徳利。 径90×高さ130mm 6480円 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 粉引きのぐいのみあれこれ。 それにしても、この酒器展では長老ながら、じんわりかもしだされる可愛らしさという点では若手の追随を許さないな、と、思ってしまう村木さんのぐいのみです。 そして、今回なぜかとても値段も可愛い。 径70×高さ40mm 2592円 ![]() ![]() 径70×高さ45mm 2592円 ![]() ![]() ![]() ![]()
by utsuwa-party
| 2018-01-15 17:59
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