田宮亜紀さんに会いました。 |
田宮さんには、以前、まだ陶芸家になりたてのころ、長谷川奈津さんとのふたり展を2回。(いまにしてみれば、なんて豪華なふたり展)その後、個展を何回かやっていただいたことがありますが、最近はなかなかタイミングが会わず、個展を見に行けたのは久しぶり。
亜紀ちゃんといえば、脱サラをしてその退職金で大きな窯を買い、恐いほど広い住まいと仕事場を益子の畑の中に借り、荒削りな焼き締めをぼろぼろなクルマいっぱいに積んで、閉まらない後ろのドアを紐で縛って納品にやって来るなど、その繊細な容姿に似合わないダイナミックで潔い行動でエピソードに事欠かない人ですが、キャリアを積んだいまもその変わらない人柄と作風に、どこかホッとしてしまいます。
今回も、個展の搬入が初日の午前という無垢里さんに、いまの仕事場である静岡から、朝、クルマに作品を積んでやってきたそうです。
今回の注目は、以前から人気の土鍋やミルクパンとともに、新作のグラタン皿やココット。久しぶりに会う、大胆な焼き締めの鉢やカップにも引かれたけれど、急に肌寒くなったから、やっぱりグラタン皿をひとついただいて帰ってきました。
でも、カップはまたPARTYでも注文しちゃおうかな?