八田亨さんと村木雄児さんの三島の中鉢。 |
がしがしとした彫りに勢いのある釉調、ずしっと来る重さ。
作ることへの熱意がそのまま伝わって来るようだから、重くてもよし使ってみようじゃないかと、使い手も意気込ませてしまう、そんな得難い魅力があると思います。
今回、そんな八田さんに加わってもらい三島展にすごく迫力が出たと、巻き込んでくれた村木さんにあらためて深く感謝しています。
さて、そんな八田さんの作品から、中鉢3点をご紹介。
鉄分も多く吹いて男っぽい表情の黒三島6寸鉢。水色がかった釉薬がやさしさを添えています。
径180×高さ75mm 重さ600g 6480円


浅めのかたちがとても使いやすそうな、斜線6寸鉢。
径180×高さ60mm 520g 5400円


鉢としても、小どんぶりとしても活躍しそうな三島5寸碗。
径155×高さ75mm 400g 6480円


三島と言えば…というくらい、その三島が根強い人気の村木雄児さん。
作ることへの意気込みとたのしむ姿勢は誰にも負けないけれど、出来上がって来るうつわはふわりと肩の力が抜けているのは、さすがベテランなんだと思います。
今回は、季節にふさわしく軽やかな色合いの三島を中心に出してくれました。
深めのかたちで、おどんぶりとしてもたのしめそうな三島鉢。
径160×高さ85mm 8100円


作為を感じさせないやわらかな歪みは、村木さんの真骨頂。多く吹いた鉄分とのバランスも絶妙です。
径175×160×高さ75mm 7560円


径185×175×高さ70mm 8100円


かたちも色もやさしい浅めの鉢。
径180×高さ70mm 8100円

