おきょうちゃんと鎌倉へ。 |

昨日は、大学時代の友人とランチをしに鎌倉へ。
小さいころから学校嫌いの内弁慶だったわたしは友だちが少なくて、いまをゆたかにしてくれている素敵な友人知人に恵まれたのは、店を始めた30代後半ごろからと思っているのですが、その中でほとんど唯一の大学時代の仲良しが、おきょうちゃん。入学式で声をかけてもらってから、学生時代は親しくしてもらっていたのですが、卒業して彼女は学生時代からの彼と間もなく結婚して、それぞれ慌ただしい日常の中、すっかり年賀状だけのおつきあいになっていました。
それが、近くまで来たからと彼女がひょっこり店に寄ってくれたのが去年の春のこと。
え〜〜、元気だった?嬉しい!ランチしようよと盛り上がり、桜の頃、代官山でランチして、目黒川でお花見したのが4月。そして、今度は鎌倉もいいね、また連絡するねと別れ、再び、日々に終われ、実現したのが昨日だったのでした。
誰かと遊びに行くのはいつもたのしみだけど、学生時代の友だちと会う日の、この格別のワクワク感は何だろう。気分をあのころに連れて行ってくれるからでしょうか。お天気もよくて、ウキウキと早めに家を出て、横浜経由、横須賀線の向かい合わせの席にひとりで座って鎌倉へ。江の電に乗り換え,長谷の駅に降り立つと、同じ電車に乗っていたらしいおきょうちゃんが声をかけてくれました。
取り留めない話が始まって、海辺の道をパークホテルへ。

お薦めの季節のランチは、新鮮な鎌倉野菜と地のお魚のサラダに始まって、じっくりローストしたニンジンのスープ、お魚とお肉の両方たのしめるメインに、デザートの盛り合わせ。あっという間に時間が過ぎ、とまらないおしゃべりのまま、海辺を散歩して長谷寺へ。














いろいろな花が咲き競う境内を散歩して、お参りして、お願いを書いた弁天さまを供え、これまででいちばんゆっくり長谷寺をたのしんで、さらに由比ケ浜通り、御成通りを通って鎌倉駅に。
駅の近くでお茶して、最後に江の電のショップに寄りたいね、ということに。
構内のショップには入場券を買わなくては入れなくて、え〜っと思ったけれど、窓口でしか売っていないその券が昔ながらの厚い切符で「わ〜、かわいい」。それにはさみを入れてもらってふたり満悦。
たわいないお土産物を買って、横須賀線に乗って横浜へ。今度は一年後じゃなく、紅葉のころに会おうね。と約束して別れた夕暮れでした。