捨てられていた酒器。 |
蓋を付けるつもりだったのだけど、と、途中でなぜか打ち捨てられていた黒い酒器です。「え?ほんと?欲しい欲しい」作家さんにそう言われるとすぐ貰ってしまうわたし。作家さんのどこか意にそまなかったそんなうつわが(あとで鶴見さんに聞いたら、なんで気に入らなかったのか覚えていなかったのですが)うちに連れて帰って、食卓の大切な仲間になっていることが多々あります。
その場で底を削ってもらって、バッグの中に。帰りがけ、常滑の駅で、中野坂上の「豆柿」さんという飲み屋で以前覚えた常滑の地酒の「白老」を買って、酒器とふたつ、大事に抱えて帰りました。
その週末、家にやって来た若い飲んべえ仲間とさっそく一献。貰った酒器はキレもよく、使い勝手も上々。
今日、在店してくれた鶴見さんにそう話すと「あれ、ちゃんと使えたんだ〜」と、妙に感心してました。えへへ。