鈴しろさん。 |

三軒茶屋の「鈴しろ」さんは、去年できたカウンター8席だけの小さなお店。三茶の賑わいからちょっと離れた暗い道にともる灯りは、まさに隠れ家のたたずまい。
アラカルトもあるけれど、おまかせのコースは何が出てくるか、ワクワクと待つたのしみがあって嬉しい。お通しのやわらかなゴマ豆腐に始まり、3点の和え物、お刺身、揚げ物、焼物、そして〆のおでん。
どれも外連味がなく、誠実さを感じるお料理ばかり。素材の味を生かしながら、ちょっとずつ嬉しい驚きがあります。おでんの澄んだお汁は、全部飲み干してしまうほど美味しい。

お酒もドンピシャ、好きな味ばかりで、強者4人お酒が進み、気がつけばいい時間。
そんなに美味しくたのしいときを過ごし、お会計はひとり5000円。正しいなあ。
鈴しろさん。また伺います。
そんな夜の翌朝は、残っていたカレー。
夏バテの胃もテンションも、すっかり復調みたいです。


