藤塚さんのうつわ。

今日、オンラインショップにアップした藤塚さんのうつわは6月に伺った時にお願いして来たもののほんの一部、藤塚さんの家の展示室には、昔からいままでの作品が整然と並んでいて、何度伺っても興奮して目がうろうろしてしまいます。

藤塚さんとのお付き合いも20年ぐらいになるので、とてもたくさんの種類のうつわを扱わせていただいて来たけれど、新しい作品はもちろん、とても旧い作品でも新鮮に映るものがいっぱいで、そんなものを手に取ると藤塚さんは「あ〜〜、それはだいぶ昔のだな〜。最近あんまり作ってないけど、僕は好きなんだけどね」としばしば言います。
個展には必ずいくつか新作を出すし、昔からのお客さまも多いのでみなさん当然新しいものに目が行って、古いものはだんだん作られなくなるけれど、やっぱり素敵なものはいつになっても素敵。そういう普遍的に素敵なうつわをわたしはお客さまにお届けしたいと思うのですが、藤塚さんの素晴らしいところはそれをいつでも作ってくださるところ。どんなに昔の作品をお願いしても、もう、あれは作っていないんだと断られた記憶がありません。


それで今回お願いして来たものの中には、もう10年来愛用しているこの角皿や、ず〜っとお願いしようか迷っていたちょっと高価な作品とか、いろいろなものが混ざっています。
これから、毎月、少しずつ届くそんなうつわたち。店に並べるのがほんとうにたのしみです。