icura 木のテーブルウェア展4日目。 |

初日から3日間、本当にたくさんのお客さまにいらしていただきました。
グループ展から始まって、加藤かずみさんとのふたり展を経て個展になり、もう5年ほど展示を続けていただいて、今年はリピートできてくださる方たちが多いことを実感しました。枚数がご家族分に足りないから買い足したい、お友だちへのプレゼントにしたい。そうした、使ってみてよかったからと来ていただけるのは作り手にとってもお店にとっても嬉しいこと。
作り手としては、そうしたお客さまのため、新しいものを作ろうというモチベーションにもなります。
もそもicuraさんが木工家になったのは、自分で使いたいものがなかったから。学校を出てインテリアショップの販売をしていたときに、ほんとうに使いたいものを作ろうと思い立ち、独学で試行錯誤、木のうつわを作り始めました。旋盤を使わず、あくまで手仕事で仕上げるのがicura流。丸や四角に切り抜いた木を、グラインダーや紙ヤスリ、ノミなどを使って、こつこつとうつわに仕上げて行きます。機械を使わないから、丸いお皿も正円ではなく微かに歪みがあります。裏もつるつるにみえて、触ると緩やかな凸凹があります。それが持ったとき手になじむんですと、仕事が手慣れてきても敢えてその凸凹を消すことなく、あくまで手仕事の温もりを残すことにこだわります。

表面をヤスリですべすべに仕上げた「つるつる」、表面をノミで彫った「ほりほり」。その2つのシリーズがicuraのうつわのスタンダード。素材はヤマザクラ中心で、クルミのオイルで仕上げてあります。
木のうつわを初めて使う方がまず心配されるのは、油などが「染みてしまう」ことですが、もともと油で仕上げてあるうつわ。油物を乗せると最初は確かにその部分だけ染みになりますが、恐れずどんどん使うと全体に油が行き渡り、逆に染みにくくなり、色もしっとり落ち着いて味わい深くなってきます。「つまり、油物に使うことがメンテナンスなんです」。
今回、以前買ったicuraのうつわを大事にしすぎてパンぐらいしか乗せていなかった方が「乾燥肌になってきちゃいました」とおっしゃっていたのが印象的でした。
さて、今日はそのスタンダードの丸皿をご紹介。
つるつる(大)。
おもてなしの盛り皿に、ピッツァに、ワンプレートディッシュにと、のびのび気持ちよいサイズです。
径260×高さ20mm 8640円 在庫2

つるつる(中)。
毎日の食事のお皿として使いやすいサイズ。
厚さが2種類あります。
径215×高さ20mm 在庫4、径215×高さ15mm 在庫3 各5400円

つるつる(小)
取り皿に、パン皿に、ちょうどいいサイズ。
径175×高さ15mm 3780円 在庫1

ほりほりは、大中小に、小皿が2種あります。

ほりほり(大)
径260×高さ20mm 9720円 在庫1
ほりほり(中)
径215×高さ20mm 在庫1、径215×高さ15mm 在庫2 各6480円
ほりほり(小)
径175×高さ15mm 4320円 在庫5
小皿
径145×高さ15mm 2160円 在庫5
径125×高さ15mm 1944円 在庫4
ぜひお試しくださいね!