2014年 06月 20日
伊豆の旅。 |
月曜日から、母と伊豆へ旅行に行ってきました。
目的はホタル見物。
去年の秋、母を誘って中伊豆の「東府や」さんというホテルに行ったところ、いたく気にいってしまい、今度は連泊で来たいわね、ということになり、帰り際、女将さんと話していると「ぜひ、ホタルの頃に」と進めていただいたのでした。
そもそもお祭りとか、花火とか、風物詩的なものが大好きな母。それではというわけで、ホタルの時期に予約を入れました。
中伊豆までは、まっすぐ行けば3時間弱。沼津で高速を降り、2ヶ月前に相棒の母と訪れた「クレマチスの丘」に寄り道しました。
ここのクレマチスガーデンは、さまざまな品種のクレマチスの他、いろいろなお花が植えられているので、一年中、たのしめそうな素敵なところ。
ただ、現代彫刻のヴァンジ美術館の建物を通り抜けなければ行けないため、足の不自由な母にはハードかと思いきや、その美しさに惹かれ、道のりを端折ろうとする私の意に反し、大回りに大回りに行ってしまう母。
でも、たのしいというパワーは偉大なもので、最後に現れた上り階段もしかりクリア。(クルマ椅子の貸し出しもしていたけれど、車いすの人は引き返して、美術館の中のエレベーターを使わなければならない訳で、足の不自由な人の動線への配慮がもう少し必要に感じました)
明るいテラスのイタリアンで、ボリューミーなランチも制覇しました。
さらにちょっと離れたビュフェ美術館に移動。こちらもしっかり見学しました。すごい。
しっかり遊んで、伊豆 吉奈温泉の東府や到着。
じつはわたしがよちよち歩きのころ、ここで撮った写真があって、じつは江戸時代から続く旅館だそうですが、リニューアルして素敵なリゾートホテルになっています。
ここの魅力は広い敷地に豊かな緑。ゆったりとしたお部屋からも、いくつかある温泉からも、その緑が望めて癒されます。
敷地内には。古い建物を生かしたカフェや足湯のあるベーカリーカフェもあって、1日散歩をしたりお茶を飲んだり、どこかへ出かけなくても飽きることなく、くつろいだ時間を過ごせます。(相方と来たときは、敷地内の富士見平まで歩きました。トレッキングシューズを借りて、40分ほどの山道でした。)
朝晩には地元の旬の素材を生かした細やかで目にも舌にも美味しいお料理。そして、なにより出会うスタッフの人たちがひとり残らず、笑顔で気持ちよい対応なのが嬉しいのです。
もう、伊豆はここだけでいいね、というほど母娘でぞっこん。
東府やさんの2日間の夕ごはん。の、一部。半分ぐらいからお腹いっぱいと言いつつ、どれも美味しそうなので、がんばって最後まで食べてしまう。
朝ごはん。
2日目は、ボリュームがアップしてびっくり。
お天気がよければ食後のコーヒーとデザートを外のテラス席でいただけます。
たくさんのお花を見て、たくさん美味しいものをいただいて、たくさんお風呂に入ってリラックスした2泊3日。最後はいつものように道の駅に立ち寄って、収穫いっぱいの帰途でした。
伊豆なのに、ちっとも海は見なかったけれど(笑)。
by utsuwa-party
| 2014-06-20 21:47