2014年 01月 14日
村木さんの三島の酒器。 |
毎年、お正月恒例になった「酒と肴のうつわ展」は、私にとってちょっと格別な催しです。
こよなく愛するお酒のために、こよなく愛する作り手たちに酒器を作ってもらう。かなり個人的な思い入れの催しでありながら、たくさんの人たちがわざわざ足を運んでくれて、たのしげに、そして真剣に、気に入った一客を選んでくれる。その様子を見ているだけで、ゾクゾクするほど幸せな気分になります。おひとりで長い時間をかけて黙々と選ばれる方もいれば、カップルであれこれ相談しながら買ってくださる方もいて、選びぬいていただいた酒器たちが、お酒の時間をよりたのしくしてくれるといいなと心から願って見送ります。
さて、今回、酒器展のDMのイラストは相棒に描いてもらいました。
わたしたちのお酒の時間は、まず、今日はどれで呑む?と、酒器選びから始まるけれど、やっぱりお気に入りはいくつか決まっていて、相棒がイラストのモデルに選んだのも好きな村木さんの三島のぐい呑み。ちなみに片口は青木亮さんのもので、もう一枚、とっくりとぐい呑みを描いたものもあり、そちらのとっくりは長谷川なっちゃんのものだったけど、片口の方が出来がいいと、そちらになったのでした。
さて、DMになっているのだから、三島のぐい呑みがなくてはと村木さんにお願いし、今回はぐい呑み、とっくり、たくさんの三島の酒器を作っていただきました。やっぱり、村木さんの三島はやさしくてかっこいい!もうすでにぐい呑みも、とっくりも2つ持っているのに、その時々で表情が違うから、また欲しくなっている相棒です。
by utsuwa-party
| 2014-01-14 16:15