アートクレイシルバーを習いました。 |
催しを見に行ったり作家さんと会ったりということはもちろん、気になっていたお店を覗いたり、それから、定期的にはなかなか無理だけど単発でなら、習い事もできるようになったのは、とても新鮮です。
昨日は、兼ねてから行ってみたかった「アートクレイシルバー」のお教室へ。先生の稲田さんはお客さまでもあり、今年の携帯ストラップ展などにも出品していただいたおつきあい。いつもご本人やそのお友だちが身につけているアクセサリーがチャーミングで「これ、作ったのよ」と伺うたびに、うらやましく思っていたのです。
アートクレイシルバーは、粘土状になった銀を自由に形作ってお釜で焼くとシルバーアクセサリーができるというもの。その手軽さで、いまとても人気だそうです。(そういうことい疎いわたしです)
きのうはPARTYのお客さまでもある稲田さんのお友だち数人が、ご自宅に習いに行くというので誘っていただいて、母と一緒にわくわく出かけて行ったのです。
初台で降りて、ポカポカのお天気のもと桜が満開の緑道を通って、オペラシティも間近の稲田さんのお家へ。
たくさんの見本を見せてもらって夢は膨らんだけど、取りあえずはビギナーゆえ簡単なものからと、母は紐づくりのものを、わたしは丸い玉がふたつ付いたペンダントヘッドを作ることにしました。柔らかい粘土を乾燥してひび割れたりしないように、慎重に扱って好みのかたちに。母もわたしも子供のように真剣です。
かたちができたら、ひびやかたちの不具合を直してドライヤーでしっかり乾燥。これが十分でないと、焼いたとき爆発してしまうとか。で、よくよく乾燥させてはずだったのですが…。紐づくりで比較的乾燥の早い母のを焼いて大成功のあと、わたしのを入れてしばし、窯の中で「パン!」と、元気よく弾ける音が!!!
あ、爆発した!!
これが、写真右のペンダントヘッドの得体知れないかたちのもの。ほんとは、雫型だったんです。意気消沈しているわたしにみんなが「もしかしたら、これも素敵かも。絶対できないかたちなんだから」。というわけで、噴火あとの雫を磨いてもらい、なんとかうまく焼けた丸い玉と合わせて処女作のペンダントヘッドの出来上がり。
一時めげそうだったけど、爆発のおかげでより記念すべき処女作になったみたい。
左は母の作品で、こちらはノーマルになかなか素敵。
また、今度はあんなの作りたいね、などなど、大志を(?)いだいて、ふたり帰ってきたことでした。
