2013年 05月 10日
裏磐梯へ。 |

連休をちょっとずらして、6日から8日、母と裏磐梯に行きました。東北道を北上するにつれ、季節は遡り福島は桜が見頃の春景色。が、猪苗代湖から裏磐梯に向かううち、さらに季節は春から冬へ。
道の脇には雪が消え残り、樹々はわずかに新芽を吹いてはいても、景色はまだ冬木立。桧原湖をドライブした2日目には、あられやみぞれの降る始末。でも、湖東の道の左右に群生する水芭蕉を見て大感激。新緑には間があったけど、この時期に行ってよかった!

今回の目的地は、いつかサイトで見つけて以来、そのこざっぱりとしてお洒落な北欧風のインテリアにひかれ、一度訪ねてみたいと思っていた裏磐梯の「ホテリ・アアルト」。クルマでは遠いかなと思ったけれど、思い切って行ってみた甲斐ありでした。
昔、伊勢丹の保養所だったという築40年建物をリユースで蘇らせた建物は、磐梯朝日国立公園のエリアにあって自然に溶け込んだ佇まい。館内のそこここに北欧の家具が配されて、木の香りに満ちて落ちつきます。

何より驚いたのは、若いスタッフ3~4人で、フロント、レストラン、さらにお風呂や客室掃除までまかなっていること。それでいて、外から帰った時、お風呂から出た時、飲みものを出してくれたり、聞けばゆっくりおしゃべりにつきあってくれたりとどのスタッフもフレンドリーで心地よい対応。わずか13室のこじんまりとした空間は、お部屋でも、ラウンジでも、レストランでもゆったりくつろげて、初めて来ても慣れ親しんだ気分にさせてくれます。

まだ、冬の色だったけど、窓の外にひろがる自然。お野菜たっぷりの彩りゆたかなお料理。源泉の心地よい温泉。思いがけないほど雄大な猪苗代湖、素朴な自然の残る裏磐梯の風景と相まって、また、違う季節に訪れたいと心から思った憧れのホテルへの旅でした。

ホテルの敷地内にある、色の美しい沼。

磐梯山と母と愛車!

撮れるの近くにある諸橋近代美術館。
サルバドール・ダリの作品を数多く所蔵。窓の外に見える水の流れが心地よい、素敵な美術館。
だけど、やっぱりダリは奇妙だ。
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by utsuwa-party
| 2013-05-10 18:47