2013年 02月 20日
増渕さんの中国茶器、蘭亭さんのお茶。 |
以前、拝見した中国茶器がとても魅力的だったので、今回も作ってくださいね、と増渕さんにお願いしたら、素敵なものをいろいろ作ってくれました。
茶壺(チャフー)と呼ばれる、小さく愛らしい中国茶のポット。正式な作法では、注ぐとき片手で持って90度まで傾けるから、蓋がぐらつくと不具合だけど、増渕さんのものは蓋がぴったりで深くかみ合っているので安心。持った時のバランスもとてもいいと思います。
愛らしい茶杯(チャハイ)。中が白いので、お茶の色がよくわかります。
中国茶のピッチャー、茶海(チャカイ)は、湯冷ましでなく、茶壺でいれたお茶をそれぞれの茶杯に均等に注ぐため、いったん移して注ぎ分けるもの。
日々の暮らしでは、中国茶だって、大きいポットと大きなお湯のみでたのしんでOK。でも、ちょっと特別なお茶を手に入れたときには、こんな小さな茶器で雰囲気ごと味わうのもいいですね。
もちろんお煎茶や、ひとりの時間の紅茶用などとしても素敵!
さて、蘭亭さんの美味しいお茶たちも、販売しています。
上左、台湾蜜香紅茶に、ウパ、ダージリンをブレンドした、甘くフルーティな香りの「オリエンタル」。
右、台湾特産の「東方美人」。毎年1回、夏の短い間、ウンカが噛んだ新芽だけを摘んで作られます。繊細で複雑な香りは、小さな中国茶器でじっくりたのしみたい。
下左、いまの時期、花粉症の方に嬉しい甜烏龍茶。しばし症状を和らげてくれます。甘みの強い甜茶をブレンドによって飲みやすくしました。
下右、台湾北部の優良茶農家茶さんによる台湾烏龍茶。爽やかで上品な香りです。
香りのある間は何煎でもたのしめる中国茶。ぜひぜひ、お試しくださいね。
by utsuwa-party
| 2013-02-20 18:15