山野邊孝さんのうつわをアップしました。 |
本日、山野邊孝さんのうつわをアップしました。
山野邊さんと出会ったのは、2年あまり前のKOHOROさんでの個展のとき。DMに引かれて出かけると、えも言われぬ、やさしい佇まいのうつわが、お店いっぱい並んでいました。奇をてらわないかたちに、もの静かな色あい。なのに、どうして、なんとも心惹かれるのだろう。あれこれ手に取っていいな、欲しいなとつぶやいていると「同じようなの、持ってるよねえ」と、つきあってくれていた相棒。そうだよね。確かに土味の生きたやさしい色味のシンプルなうつわは、わたしのもっとも好きなところだから、そのようなものはたくさん持ってる。確かに確かに、と思いつつ、どうしても心惹かれて肌色の4寸皿だけをいただいて来たのでした。在店日だった山野邊さんと少し話をしたところ、次の展示は原宿のzakkaさんとのこと。ああ、若いけれど人気の作家さんなんだ。いままで知らなかったとは不覚、などと思いつつ。
そして、その小さなお皿を使い始めたら、それがとてもいい。使うほど、しみじみいいなあと思いが募り、店にもお願いできないかと、電話番号がわからず手紙を書いたところ、ずいぶんと、多分悩んで日が経ってお返事をいただいたのですが、すでにいくつかのお店に出してらっしゃるので、すみませんとのことでした。そうか、残念。仕方ない。
でも山野邊さんのうつわが好きなことには変わりなく、以来、「おっかけ」を自称して展示のときにはできる限り伺っていたのですが、やがて、いろいろなご縁もあって、少しずつですがと注文を受けていただけることになりました。
そして、待ちに待った最初の納品をしていただいたのが去年11月。嬉しくて、HPでもご紹介をと思いつつ、店が企画展続きで慌ただしくしているうちに、ひとつまたひとつ、ご来店のお客さまの目にとまり、ようやくアップしたときには数少なくなってしまいましたが、ぜひご覧くださいね。淡い色味ややわらかな風合いはなかなか伝わりにくいですが、春を待つ食卓にお迎えいただければと思います。
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