2012年 11月 04日
文具展から。 |
増渕篤宥さんの文鎮と印泥入れ。
繊細な模様をひと彫りひと彫り彫り上げる増渕さんの作品。
今回の文具は,いつにも増してその緻密さが際立っているように思えます。
おおざっぱなわたしにとっては、神わざ!あり得ないお仕事!…と,何度も見入っては、ため息ついてます。
水注、水滴。
フタと取っての付いた水注は、ポットとしても使えそう…と思ったけれど茶漉しがないし,口が細いのでキツいと思います。と、増渕さん。そうか、残念。でも、水注として素敵だし,タレ入れなどとしては使えそうかな?
土井善男さんの文鎮。
波のような,風のような、ダイナミックなデザインは、コイル状の道具でしのいで作るそう。
長い文鎮は、大作に。こんな文具を使ったら、創造力がより大きく羽ばたきそうですね。
どことなく鳥のようにも見える、ちょっとユーモラスで可愛い水滴と、たっぷりとした印泥入れ。
土井さんならではの,温かみある白磁の質感が生きています。
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by utsuwa-party
| 2012-11-04 16:48