魚谷さんが来てくれました。

今日は、常滑の魚谷あきこさんが来てくれました。小さな男の子二人のお母さんである魚谷さん。（今回の作り手さんは、男の子のパパママが多いのです。）ご実家が東京なので帰省がてら来てくれたのですが、ひとりで新東名を飛ばして6時間かけて来たと聞き、その可憐な佇まいから想像できない逞しさに驚嘆。昼間は、お母様とおチビさん二人と店に来てくれたのですが、またまた豆台風に気を取られ、取らせてもらおうと思った写真をすっかり忘れた〜〜、と思っていたら、夕方もう一度ひとりで寄ってくれたのでぱちり。

それにしても、そぎ落として色を浮かび上がらせたり、模様と地の部分で釉薬をかけ分けたり、ひときわ手間ひまかかる技法に取り組む魚谷さん。やんちゃな男の子たちを育てつつ、えらいね〜と感心すると、逆にそれがあるからいいんです、と。ふむふむそうか、好きなことに没頭する時間があるから、子育てのストレスを溜めずにすむんだな。でも、そんなふうにバランスを取りながら、母と作り手、しっかりやって暮らしているのは、やっぱりエラい。

それで…、魚谷さんの作品の中で、かわいい豆鉢がたくさんあるのは、こどものうつわというよりも、子育てをしているお母さんに自分へのご褒美として使って欲しい、という願いから。ママである魚谷さんならではの、やさしい気持のこもった作品です。



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