2012年 08月 02日
「鋳込み」見学。 |
sale中、1日お休みをいただいて、益子に行って来ました。
6月に、豊田雅代さんとともにふたり展をやっていただいた大塚温子さんは、ろくろではなく「鋳込み」という技法でうつわを作る作家さん。イコミ?ふむふむ、型に流し込んで作るんだ。と、話を聞いて理屈はわかった気になっても、う〜〜ん、見なくちゃピンと来ないことだらけ。
それでタイミングを見計らって、見学させてもらいに行くことにしたのでした。
一部の作品で鋳込みにトライしている豊田さんも参加しての「見学会」。益子もギラギラお日さまの照りつける日だったけれど、大塚さんの工房は涼しい風が通ります。
実演してもらったのはお湯のみ。先ずはドロドロにした磁器土を取って、

石膏の型に流し込みます。

この型ももちろん原型を取っての手づくり。石膏は再生がきかないので、サイズやかたちを良く検討して慎重に作ります。大塚さんの磁器はおおよそ20%も縮むので、それも計算に入れなければなりません。例えば、この型でできるプレートはこのぐらい。

さて、流し込んだら、タイマーをかけて10数分待ちます。

待ってる間、冷たいお茶でブレイク。

周囲が程よく固まったら、中心のまだどろどろの土を捨てます。

下向きにしてしばし置いて(豊田さんがお手伝い)。


上向きにして固まるまで待ちます。

程よく固まって来たら、フチにはみ出した部分を削ります。

きれいになりました。

指で押さえてみて、抜ける程度に固まったかどうか確認するとともに、石膏と生地の間に隙間を作り

そっと引き抜きます。

これで、鋳込み作業は完了。
さらに乾かし、まだ生乾きのうちにフチや底の凸凹を削ります。
数を作らなければならないものは、ひとつの型が空くのを待って次を流し込んで作ります。なので、同じものを作り続けるより、いろいろなものを同時進行させるほうが効率的。と言って、同じ型をたくさん作ると、こんどは置き場所に困ってしまうのです。


上がすぼまったものやかたちの複雑なものは、割れる型で作ります。
これは、ポットの型。左が原型で、上が流し込む石膏の型。

パーツもひとつひとつ、型で作ります。

う〜〜ん、なかなか手間ひまかかる鋳込みの作業。
さらに、ここから大塚さんのうつわには、細やかな絵付けが加わりますます、それでも、大塚さんが鋳込みにこだわるのは、ろくろにはない、彼女にとって魅力あるかたちが表現できるから。
コツコツがんばる大塚さんの日々の作業風景に触れ、ところどころで熱心に質問しながらみつめる豊田さんの姿に触れ、なんだか嬉しい夏の一日でした。
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6月に、豊田雅代さんとともにふたり展をやっていただいた大塚温子さんは、ろくろではなく「鋳込み」という技法でうつわを作る作家さん。イコミ?ふむふむ、型に流し込んで作るんだ。と、話を聞いて理屈はわかった気になっても、う〜〜ん、見なくちゃピンと来ないことだらけ。
それでタイミングを見計らって、見学させてもらいに行くことにしたのでした。
一部の作品で鋳込みにトライしている豊田さんも参加しての「見学会」。益子もギラギラお日さまの照りつける日だったけれど、大塚さんの工房は涼しい風が通ります。
実演してもらったのはお湯のみ。先ずはドロドロにした磁器土を取って、

石膏の型に流し込みます。

この型ももちろん原型を取っての手づくり。石膏は再生がきかないので、サイズやかたちを良く検討して慎重に作ります。大塚さんの磁器はおおよそ20%も縮むので、それも計算に入れなければなりません。例えば、この型でできるプレートはこのぐらい。

さて、流し込んだら、タイマーをかけて10数分待ちます。

待ってる間、冷たいお茶でブレイク。

周囲が程よく固まったら、中心のまだどろどろの土を捨てます。

下向きにしてしばし置いて(豊田さんがお手伝い)。


上向きにして固まるまで待ちます。

程よく固まって来たら、フチにはみ出した部分を削ります。

きれいになりました。

指で押さえてみて、抜ける程度に固まったかどうか確認するとともに、石膏と生地の間に隙間を作り

そっと引き抜きます。

これで、鋳込み作業は完了。
さらに乾かし、まだ生乾きのうちにフチや底の凸凹を削ります。
数を作らなければならないものは、ひとつの型が空くのを待って次を流し込んで作ります。なので、同じものを作り続けるより、いろいろなものを同時進行させるほうが効率的。と言って、同じ型をたくさん作ると、こんどは置き場所に困ってしまうのです。


上がすぼまったものやかたちの複雑なものは、割れる型で作ります。
これは、ポットの型。左が原型で、上が流し込む石膏の型。

パーツもひとつひとつ、型で作ります。

う〜〜ん、なかなか手間ひまかかる鋳込みの作業。
さらに、ここから大塚さんのうつわには、細やかな絵付けが加わりますます、それでも、大塚さんが鋳込みにこだわるのは、ろくろにはない、彼女にとって魅力あるかたちが表現できるから。
コツコツがんばる大塚さんの日々の作業風景に触れ、ところどころで熱心に質問しながらみつめる豊田さんの姿に触れ、なんだか嬉しい夏の一日でした。
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by utsuwa-party
| 2012-08-02 21:00






